リシケシは土地のエネルギーが神聖で、
この場所で生活しているだけで、
毎朝とても神々しく光っている朝日や、暖かくて切ない夕日、
美しい川と山を眺めることができ、そこから吹いて来る新鮮な風を感じることができます。
朝から夜までどこからともなくチャンティングが聞こえて来るし
常に祈りが身近にあります。
人々は基本的にとても親切で、
そして反対にいつ騙されるかもしれないという、お金に執着を感じる人や
私たち日本人から見ると、めちゃくちゃな感覚を持っている人も多い。
だからこそヨーガという宗教的行法がこの国には必要なのだと思います。
日本では見ない光景である貧富の差や、衛生面のこと、暮らしぶりを目の当たりにする。
普段の生活にない”あり得ない”ことがとても過激に次々と起こるので、
頑に抱えている狭く小さい価値観なんかはすぐに崩される。
なんでもその通りにいかないのがインドである。
それを恐れながらその国に調和をしないなんて、もったいない。
郷に従いながらも、流され過ぎずに自分自身の本質でいること、
それに気づく力がインドの持つ力かもしれません。
インドで象徴的な場所といえばアシュラムです。
多くのアシュラムは、いつでもどんな宗教の人でも出迎えてくれます。
祈りの儀式で神と一体化するために行われる礼拝の儀式であるプージャや、
火を使った浄化の儀式アラティは、日常的に行われています。
6:00am シヴァナンダ アシュラムへ、
みんなと一緒にプージャを受ける。
嬉しかったです。
この儀式を受けると、いつも私は涙が自然に溢れて来ます。
そして夕方 6:00pmからは、パルマス ニケタンにてアラティを体験しました。
食事は基本的にリシケシでは肉を食べず、お酒を飲みませんので
ごく一部の観光客向けのレストラン以外は、置いていません。
これでみんなにもベジタリアンの体験をしてもらえることになりますが、
体や心が楽になっていく感覚があったでしょうか?
インドの料理のほとんどの調理法や味付けはアーユルヴェーダに基づいているものが
多いけど、味の素や砂糖をたくさん使っていたり、衛生的に問題があるのも事実。
私たちが選ぶお店は、新鮮な食材を使用して、
もちろん衛生的にも問題なく、
体にいいものをセレクトして、美味しいものをたくさんいただきました。
キチュリ。インドのお粥のようなもの。
エッグプラントのカレーとチャパティ。
ターリー。インドの定食。
サラダは、インドの人は生野菜をあまり食べないので、
リトルブッダカフェの食べやすいサラダをよく食べました。
スムージー。
スピルリナやビーツがメインのもの。
最終日はみんなと滞在中に作ったパンジャビを着てディナーへ。
それぞれ自分の好きな生地を選んで、自分のサイズに仕立ててもらいました。
この時にはもう、インドに対して持っていた先入観が外れて、
皆さんがキラキラと生き生きとしていましたね。
お別れの朝。
日々生活する中でヨーガを体感して、みんないい顔してる。
私も圧倒されるほどみんな元気で、それぞれ感じたことをお土産にして
これからもヨーガを続けていきましょうね。
続く
A+
Uma